「その人らしく」活きる喜びを


引き出すケア

メッセージ

私たちの目指す介護

ささえるだけの介護から ささえ合う介護へ—。
ここでしかできないことを、私たちといっしょに。

はじまりは、東京の下町の戦後まもなく誕生した小さな診療所。
医療過疎の地域に医師や看護師が飛び込んで、住民と力を合わせ、地域ケアモデルをつくり上げてきました。
「自分で買い物に出かけたい」
「最期まで自分の家で暮らしたい」
介護を必要とする人たちのさまざまな想いに心を傾け、活きる喜びを引き出すケア。
あたりまえにできたことが出来なくなっても、その人らしい生き方はできます。
だから一つの思いを「わがまま」と片付けないで、一緒に出来ることを考え、かたちにしていく。そして笑顔をもらうこと。

—これが私たちの目指す介護です。

「住みなれた地域で」「その人らしく」
生活したい利用者様の想いを最大限に尊重して

介護職のやりがいは、利用者様の生活を支援するために適切なケアを考え、実践していくことで、利用者が望む生活に近づき元気になっていく様子を確認できることです。利用者様の気持ちが前向きになる、笑顔が増える、コミュニケーションが活発になる、食事量が増える、自分でできることが増えるなど、心身機能の変化を職場の仲間と共有できることが介護職の大きな喜びです。

私たちは、高齢になっても障害をもっても「その人らしく」、誰もが自由に豊かに生きる権利を守り、「住みな慣れた地域で」生活していくことを大切に支援してきました。
「その人らしく」を見つけるには、その方がこれまで過ごされてきた生活や、大切にしてきた想いを理解し、「できていない」ことだけではなく「できている」ことを正しく評価できる専門性が必要です。
また、利用者にとって良質なサービスを提供するために職場でのチーム作りも不可欠です。職員個人の思いだけでなく、利用者様の生活を支援するチームとして実践していくことが求められます。「住みな慣れた地域」における多職種との連携や地域の課題にも着目できる職員を育成しています。

当法人グループでは特養・老健・グループホームなどの入所施設から訪問介護・デイサービス・小規模多機能サービスなど多岐にわたるサービス事業所で介護職員が活躍しています。入所施設で福祉用具を多用した身体介護の技術を学び経験を積んだ上で、より地域との結びつきが強い訪問介護に異動して障害サービスにおける援助方法を学ぶなど、キャリアアップの選択肢は無数にあります。「その人らしく」「住みな慣れた地域で」の生活を支援するためのスキルアップの環境がここにはあります。

どの業界・分野でも必要な業務改善プロセス、PDCAサイクル Plan( 計画 )→ Do(実行)→ Check( 評価 )→ Act( 改善 )は、私たちの介護現場でも利用者様の生活の課題解決に向けて日々実践しています。利用者様の望む生活を獲得して利用者の元気や意欲を取り戻すために一緒に実践し共に成長して行きましょう。

統括マネジャー 落合 直人